
一人暮らしになっても独り言は増えませんでしたが、茶太郎が来て声を出す機会が増えました。
どちらかといえば聞き役な主は大人しいと誤解されますが、喋る時は喋ります。

かつて英語で最低点を取ったことのある主は思い切ってイギリスに語学留学したことがあります。
手続きは全てプロにお願いし、渡英初日に迎えのタクシーに2時間待たされ(しかも夜、空港内も人気がなくなった時刻)、入ったのは初心者クラス。
さすがに瞬間風速的に英語力は上がりました。
クラスでは喋らねばという時は喋りましたが、ランチの時間は上級者クラスも混じって亀の子な主。
そこでも大人しいと思われました。
語彙力なかったから、この時は悔しかったですね、日本人以外の人の考え方というものを知りたかったので。

問題は言い回しです。
先生達みたいにかみ砕いてシンプルに話してくれないから分からなかったんだよ、スイス人!
それでも変な心構えみたいなものは無くなりました。
イタリアやフランスどころかアラブ、中国なまりの強い英語を聞けば、なるほど英語は道具だなと思えましたから。
ただ茶太郎の躾には英語は使うまいと思っていましたが、NO!の便利さに陥落している主です。