茶太郎は愛想がありませんから、話しかけられても撫でられてもそっぽを向いてしまいます。
しかし車が通ると気にしてじいーっと見つめます。
以前は車に乗ってたイトコ殿が手を振ったことで、まだ散歩の前半だったのに急カーブを描いてイトコ殿の家に突撃したこともあります。
近視の主は気付いていませんでした。
そして昨日、すれ違った車の助手席にいたおねえさんがすごいアピールをしてくれて、茶太郎はしばらくその場から動きませんでした。
成人しているだろうおねえさんなのに、子供のように両手をふりふりして満開の笑顔のおねえさんは大変興味深かったらしく、本当にずーーーーっと動きませんでした。