悲しいことがありました。
畑に現れる獣は商売敵みたいなもんでして、特に猿は仇敵のように敵意をあらわにする主ですが、それ以外は畑に来ても見逃したりします。
イノシシはそうそうかち合わないですが、来てもこちらが息を潜めます。
んで、今年も猿ネットを張った訳ですが。

仔ウサギ、リアルピーターラビットですね。
大雨の翌日の見回りで見つけました。
いつ引っ掛かったのか分かりませんが、まだ生きていました。
ウチは基本的に罠にかかっても逃がします。
ただ猿はね、憎いからでなく、ものすごい抵抗があるので止めを刺してからネットから外します。
以前猫がかかった時も、かなり抵抗されましたが逃がしました。
今回は子供ですし、力も弱いので、面倒ですがネットを外して逃がすことになりました。

茶太郎も興味津々で、さすがに可哀そうなので遠ざけました。

このネットはまだ買って5年も経ってないので、できれば切りたくないから時間かかりました。
でも最後はどうにもならなくて、一本だけ切りました。
ですが、、、
いざ畑の隅に逃がそうとして離したところ、動かない。
動かない。
ちょっと離れて様子を見るけど、動かない。
まだ暖かい体を抱っこして慌てて動かないーと見てもらうと、心臓停まってました。
大雨にうたれて体力がかなり減って、疲労困憊だったんでしょうね。
でも、寸前まで生きてたんだよ、暖かいんだよ。
、、、悲しかったです。
葉っぱ食べる奴ですが、子供だし、そんなに憎くないし、と一日どんよりした主でした。